概要
TBS土曜8時枠の連続ドラマ(通称:土8)の第8弾にあたる作品である。なお原作およびアニメ版と異なり、舞台はイギリスではなく現代の日本となっており名字も日本名となっている。またこの枠で主演に女優が起用されるのは『恋空』以来約1年振りである。志田未来はTBSの連続ドラマは初主演で、林遣都はこの作品が連続ドラマ初出演となる。
原作との人物対比
黒田セイラ⇒セーラ・クルー、三浦カイト⇒ベッキー、三村千恵子⇒ミンチン院長、三村笑美子⇒アメリア先生、亜蘭由起夫⇒ディファルジュ先生、黒田龍之介⇒ラルフ・クルー、東海林まさみ⇒アーメンガード、武田真里亜⇒ラビニア
原作との相違点
原作の舞台は19世紀末期のイギリスだが、ドラマでは現代の日本に置き換えている。当然ながら、登場人物は全て日本人名に置き換えており、修学旅行や授業参観もある。
原作は女子小中学校を舞台にしているが、本作では全寮制女子高等学校を舞台にしている。
セイラのクラスメイトの年齢が全員16歳で統一している。
上記の理由により、人形のエミリーはドラマでは登場しない。
ドラマでは原作の主要人物以外のキャラクターの多くがドラマオリジナルとなっている。
水島かをりは原作には登場しない、ドラマオリジナルである。
セイラを支える三浦カイトは、原作でのベッキーの役どころである。
謎の青年である栗栖慶人は、原作でのラルフの友人であるトム・クリスフォードに該当する人物である。
バロー弁護士、カーマイケル弁護士、カーマイケル夫人、カーマイケルの子どもであるジャネット、ドナルドに該当する人物はドラマでは登場しない。
ストーリー
母親を亡くしたセイラは、実業家の父親・黒田龍之介にインドで育てられた。
龍之介は、セイラが高校生になると同時に、日本のミレニウス女学院(全寮制)に入学させることにした。身の上を自慢することもなく天真爛漫なセイラに数多くの友人が集まり、学院の使用人である三浦カイトも心を寄せる。
一方で学院長・三村千恵子は、寄付金の額によって生徒への待遇を変える女性であり、黒田家の財産をあてにして、セイラを入学当初から特別待遇で扱うが、誰とでも分け隔てなく接するセイラに対して不愉快な思いをする。そしてセイラは16歳の誕生日に院長から信じられない事実を聞かされる。
キャスト
黒田セイラ - 志田未来
三浦カイト - 林遣都
亜蘭由起夫 - 田辺誠一
東海林まさみ - 岡本杏理
水島かをり - 忽那汐里
武田真里亜 - 小島藤子
黒田龍之介 - 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
小沼誠一郎 - 大和田伸也
黒田薫子 - 黒川智花
小沼日出子 - 広岡由里子
三村笑美子 - 斉藤由貴
三村千恵子 - 樋口可南子
川原比奈子 - 篠原愛実
朝比奈真琴 - 高月彩良
清水尚美 - 菊里ひかり
本庄杏子 - 朝丘マミ
横尾満美子 - 麻生夏子
神宮りおん - 指出瑞貴
西崎莉麻
増山加弥乃
増元裕子
スタッフ
原作:フランシス・ホジソン・バーネット
脚本:岡田惠和
プロデューサー:磯山晶
音楽:村松崇継
演出:金子文紀、吉田秋生
主題歌
UVERworld「哀しみはきっと」
各話あらすじ
01 2009年10月17日「みんなが涙した世界の名作!大金持ちのお嬢様が召使いに…泣いたりしない。だって女の子は誰でもプリンセスなんだから…どんな逆境にも強く正しい姿に家族揃って感動して下さい」
02 2009年10月24日「学院一自慢の生徒は使用人」
03 2009年10月31日「お姫様の友達はネズミだけ」
04 2009年11月7日「主演女優は私よ!」
05 2009年11月14日「二人だけの修学旅行の夜」
06 2009年11月21日「小悪魔系天使あらわる!」
07 2009年11月28日「誰も盗めない宝物」
08 2009年12月5日「魔法のようなプレゼント」
09 2009年12月12日「彼女を救うのはだれだ?」
10(最終回)2009年12月19日「奇跡の大逆転!美しき復讐が始まる」
各話視聴率
TBS ドラマ 『 小公女セイラ 』
小公女セーラ - Wikipedia
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