2009年09月04日

コールセンターの恋人 最終話

青山響子(ミムラ)が姿を消して1週間が経った。渉(小泉孝太郎)をはじめ、コールセンターの面々は響子の行方を気にかけながらも、新たに発売された商品のクレームに追われる日々を送っている。響子を敵視していた南極アイス(名取裕子)も、彼女がいなくなったことを知って、ショックを隠せない。

 そんな中、渉は、響子が下宿先に残したノートを手に入れる。そこには、5年間にわたるクレーム対応の記録が事細かに記されていた。彼女の熱心な仕事ぶりに改めて感銘を受けた渉は、なんとか響子の存在を世に知らしめようと考え、ブログを始めようと思い立つ。彼女の足跡をたどるようにクレーム対応を実践しながらブログを更新し、忙しい日々を送る渉。ブログは評判となり、出版のオファーまで舞い込んできた。

 ――――年後。渉の本『クレームの女王』はベストセラーとなり、あの『徹子の部屋』から出演依頼が。『徹子の部屋』が好きだった響子が番組を見てくれるかもしれないと思った渉は出演を決め、番組で響子に帰ってきてくれと訴える。

 一方、とあるラーメン屋で番組を見ていた響子は、店員から声をかけられた。なんと、その店は、響子の父親・研太郎が働いていた店だったのだ。研太郎は娘に会わす顔がないという気持ちから、響子に会いに行かずに、この店でまじめに働いていたのだという。その父が5年前に死んでいたことを知らされ、響子は強いショックを受ける。

 その頃、花形商事では、渉を本社に戻すことが決まった。南極アイスが人事にかけあった結果だった。しかし、渉はコールセンターで生きている手ごたえを見つけたと、その申し出をきっぱりと断った。

 そんな渉に、響子から電話がかかってくる。父の思い出を語る響子に、温かい言葉をかけ「生き続けてください」と励ます渉。その言葉に感動し、涙を流した響子は、コールセンターに帰ってきた。渉や響子は、気持ちも新たに、再びクレームと向かい会う日々を始めたのだった。


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