粧子の姉でマネージャーの悦子(宮地雅子)には歓迎された葵だったが、当の粧子は「必要ございませんわ」と葵の警護を拒否。が、葵がメンズと呼ばれる粧子の取り巻きの一人、黒人のボブ(サミ・ポップ)を悪漢と間違え取り押さえたことから、粧子に気に入られボディガードを任されることになる。
粧子、ボブらとともに自宅の豪邸に到着した葵は思わず唖然とする。花束などを抱えたメンズたちが粧子を出迎え、部屋に入ると粧子はメンズたちをはべらせハレンチな会話を楽しんでいる。夜な夜な粧子は男達と怪しげな遊びを繰り広げているようだが…。
悦子によると、最近は同じ美容アナリストでライバルのNIKKO(ふせえり)とテレビで紹介する美容グッズがかぶるなど対立することも多くなっているとか。また、妹の理香(柳沢なな)も女性の美しさを売り物に派手な生活を続ける粧子と激しく対立しているようだ。
そんなとき葵は、粧子がヤクザ風のキャバクラの店長・広野(山口幸晴)と密かに接触しているのを目撃する。美のカリスマとキャバクラの店長にどんな繋がりがあるのか…? 葵がキャバクラの前で張っていると、理香が広野のキャバクラでアルバイトをし、そのキャバクラで理香とNIKKOが接触していることがわかった。姉に不利になるような情報を流していたのは理香…。それにしてもなぜNIKKOがこのキャバクラに出入りしているのか?
一つの仮説を立てた葵は、粧子に意外な提案を申し出る。そのことによって、“美のカリスマ”のプライドをかけた女同士の壮絶な戦いが繰り広げられることになる…!
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