海堂は葵(福田沙紀)に結婚式が無事に終わるまでメイドとして大道寺家に潜入するよう命じる。
大道寺家では、先代の後妻である摂子(山下容莉枝)とその娘の鮎子(榎園実穂)を紹介されるが、葵とろくに目を合わせようともしない。遠縁の沙織(星野真里)はにこやかに葵と接するが、婚約者の知里は怪奇現象に脅えきって部屋にこもったままだ。
ふと見ると、摂子母子が何やら沙織をしかりつけ、沙織も土下座をして謝っている。沙織は摂子らに日々苛められているらしい。
早く呪いを収めたい忠宏は、知里と明日入籍することを決意、摂子らの前で発表する。しかし、その夜、ウェディングドレスを一人試着していた知里の前で怪奇現象が起こり、知里は頭を負傷し入院してしまう。命こそ奪われなかったものの、今回の騒ぎで婚約は解消。忠宏はもう誰も巻き込みたくない、と独身を貫こうとする。
そんな忠宏に葵は一つの決断をする。
「わたくしと結婚してください」
もちろん葵のプロポーズは、花嫁を狙う犯人をあぶりだすため。忠宏は摂子らの前で葵との婚約を発表、するとさっそく葵は物置小屋で何者かに吹き矢で命を狙われる。
犯人が近付いてきていることを確認した葵は、“呪い返し作戦”と銘打って犯人をおびき出すための罠を曜子(かでなれおん)に仕掛けさせる。そんな様子を見ていた一人の老人、それは長年大道寺家に仕えてきた庭師の亀吉(福本清三)だった …。
メイド刑事 TOPへ
タグ:メイド刑事