そんなあかりを見兼ねた龍之介の担当編集者・美羽(平山あや)は、初デートをセッティング。ところが、その事実を知った龍之介は大慌て。もうひとりの担当編集者・寛(八嶋智人)を言いくるめ、デート中の2人を尾行して様子を逐一報告させるという、とんでもない行動に!しかも、寛から2人のラブラブぶりを報告するメールを受け取り、頭に血が上った龍之介は、2人が入ったというホテルに乗り込んだ!あかりは「ケーキを食べにきただけ」と説明するが、聞く耳を持たない龍之介は強引にあかりを連れ帰った挙句、「白々しいウソをつきやがって!」と叱責。幼いころに龍之介と交わした「ウソをつかない」という約束を守り続けているあかりは、自分を疑う龍之介に背を向けるのだった…。
後日、あかりは親友・朋香(林丹丹)に協力してもらい、龍之介に「朋香と美術館へ行く」とウソをついて悠樹とデートすることに。一方、龍之介は寛からの報告メールが捏造だったことを知り、娘を疑ったことを悔いる。その矢先、あかりが出かけたはずの美術館で火災が発生。多くのケガ人が出たことを知った龍之介は心配になり、あかりと朋香に電話するが通じない。美羽は「あかりちゃんは悠樹くんと一緒にいるかもしれない」と言うが、龍之介は「あの子はウソをつくような子じゃない」と一蹴。今度こそ娘の言葉を信じようとする。
そのころ、あかりがウソをついて出てきたことを知った悠樹は、龍之介に謝罪しようと決意。あかりを連れて、伊崎家を訪れる。ところが、2人の姿を見た龍之介は激怒。あかりを引っ叩き、「どれだけ心配してたか分かってるのか!?」と叱り飛ばす。思わず「ウザい!」と言い放つあかりだったが、翌日になって美術館で発生した火災のことを知り、龍之介がどんな気持ちだったかを察することに…。龍之介に約束を破ったことを謝り、悠樹と堂々と付き合うことを心に誓う。一方、龍之介も多少複雑ではあるが、そんな2人を温かく見守ろうと、決意を新たにするが…。
翌朝、龍之介はあかりの学校の演劇祭で上演される「ロミオとジュリエット」の脚本を発見。そこには、龍之介の決意をいとも簡単に覆させるような表記があった。なんと、あかりと悠樹がそれぞれジュリエットとロミオを演じることになっていたのだ!
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