女優志願の付き人として瞳に近づいた葵だが、瞳は、事務所の専務・井田(小野寺丈)ですら人前でコケにするほどプライドの高い女。井田によると、「戦国女子高生」の企画もIT長者の夫・青柳(神保悟志)が出資者から10億円を集め、妻のために実現させたものだという。
昼間からワインをあおり「戦ジョシ」の台本を放りっぱなしにしている瞳を諭す葵だったが、瞳はすべて台詞を完璧に覚えていた。しかも、その演技の素晴らしさに葵は言葉を失ってしまう。
撮影が再開される前夜、妻の身を案じる青柳は葵によろしく頼むと頭を下げる。青柳によると瞳は死んだえりとの間にトラブルを抱えていたらしいが、その原因が吉本監督(団時朗)にあるという。
葵が瞳について撮影所に出かけると、監督の吉本がスタッフを怒鳴りつけ遅刻した俳優をクビにしていた。どうやら吉本もかなりアクが強い映画監督らしい。
葵はさらに助監督の前島(山根誠示)から瞳とえりが言い争いをしていた事実をつかむ。その前島に見せてもらったセットはまったくの張りぼて。青柳が集めたという10億円の金はどこへ…?また、前島は、えりが「悪口ノート」なるものに瞳への憎しみを書き連ねていたことに気付く。そういえば瞳は葵に見られぬよう必死でなにやらノートを隠していたが…。
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