死体には、頭部に6本の筋状の傷があることが判明する。死後硬直の状態から、発見される16時間ほど前に殺害されたらしい。
野上の死体は洛北医大に運ばれ、解剖医の風丘早月(若村麻由美)の手で解剖に付された。そしてその結果、野上の死因は頭部に残された6本の筋状の傷によるものだと判明する。だが、早月もマリコも、凶器はいったい何なのかまるで見当がつかない。
そんな中、マリコは、死体の毛髪に蟻の死骸が附着しているのを見つけ、同僚の日野(斉藤暁)に検査を依頼する。
一方、科捜研所長でマリコの父の榊伊知郎(小野武彦)は、野上のズボンと靴に附着していた白い粉を分析、ケーキの材料として市販されているうるち米の粉末だとの結論を得る。
マリコと美貴(加藤貴子)は、情報を求めて米粉を使っている菓子店やカフェ回りを始める。だが、どの店でも事件に関する手掛かりは得られず、最後に訪ねた店のパティシェ・枝島多美子(秋本奈緒美)からも、事件解決に結びつく情報は得られなかった…。
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