ある日、康介(武田鉄矢)と同じ年頃で近所に住んでいる同業者が、癌で亡くなった。聡子(高畑淳子)から、亡くなった同業者は数ヶ月前、お尻からの出血で癌に気が付いたらしい…との話を聞いた康介は、葬儀から帰ってきた矢先、自分にも同じような出血症状をトイレで気づき、大慌てで病院へ駆け込んだ。診察を受けた康介は、医師が他の患者の病状について電話で話しているのを耳にしてしまうのだが、その話を自分の症状について話をしているのだと勘違い。さらに話の内容から、自分が癌で余命わずかだと誤解をしてしまい、気を落として帰途に付く…。
それ以降、聡子ら高鍋家の面々は、康介の様子がおかしいことに気づくのだが、内緒で康介の誕生日パーティーの準備を進めている聡子たちはそのことに気を取られ、深く詮索しようとしない。
逆に聡子たちがひそひそと誕生日パーティーの準備を進めている態度が、康介の勘違いに拍車を掛けることになり、康介はますます自分が末期癌だと思い込んでいく…。
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