ある日、夏萌は大輔が高鍋家に忘れていった携帯電話に、自分が昔作ってあげたマスコット人形が付いているのに気づく。しかも康介から、大輔がそのマスコット人形を大切な人からもらった思い出の人形だと言っていると聞き、夏萌は大輔も自分に好意を抱いているのだと上機嫌になる。ところが、肝心の大輔はマスコット人形をくれたのは、亡くなった母親代わりに慕っている聡子(高畑淳子)だと思い込んでいたのだ。そうとは知らない夏萌は、いつ大輔が自分に告白してくるのかと浮かれ、聡子から持ちかけらられたお見合い話を断ってしまう。だが当然、大輔はそんな夏萌の期待に応える訳もなく、むしろ幼い頃好意を抱いていた若葉に、自分の会社のパート仕事を頼んだりと、若葉に仲良く接してくる。
そんな中、ぎっくり腰になった修造(橋爪功)の世話をしていた夏萌は、修造の恋人・典子(杉田かおる)から好きな相手に告白させるためには焦らせるのが良いと助言を受ける。大輔が自分を好きだと思い込んでいる夏萌は早速、大輔を焦らせようと聡子に一度断ったお見合い話を受けると言い出し、自分がお見合いをすることを大輔に報告するのだが……。
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