休日、加奈と翔太は公園で初対面の振りをして会うことになった。ぎこちなさがありつつも、初対面を装ってそれぞれ架空の自分や家族を作り出して会話やデートを楽しむ2人。すると、加奈が突然、ホテルを予約してあると言い出した。驚きしばらく沈黙した翔太は、それを断った。加奈がこれを最後にもう会わないつもりであることを察したのだ。そんなのは嫌だと走り去る翔太。
戻ると事務所にいた四郎の元へ行き、改めて結婚の意思を告げる翔太だが、四郎も反対の意見は変えない。そこへボストンバッグを持った重夫(風間杜夫) が現れた。律子(キムラ緑子) と一緒に暮らすという。同じ頃、桂(戸田恵子) は加奈に呼び出されホテルへ来ていた。翔太との関係を聞く桂に加奈は別れたことを告げる。翌朝、桂は自分の過去の不倫を告白しながら加奈を励ました。
翔太がスーパーから戻ると、誠が訪ねてきていた。上機嫌で相手をしていた四郎だが、誠が加奈とのことを応援すると発した一言で態度が一変する。近所の飲食店に場所を移し、話をする翔太と誠。翔太は自分の気持ちを素直にぶつけた。その後、加奈にメールを送るが、加奈からは会わないでいようと返事がきた。
重夫に呼ばれ、居酒屋に来た翔太。厨房では元気よく働く律子を見て笑い合う2人。一方、加奈もいつも通りに働いていて…
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