翌朝、春夫の妻の育江(岡本麗)ら島の妻たちがお店へ迎えに行くと、ナオミのママ・新垣ナオミ(青山倫子)が昨晩の請求書を差し出す。その金額を見て、島の女たちの不満が爆発。「これだけ稼ぐのにどれだけの苦労があると思うの!」とナオミに文句を言うが、それをナオミはさらっと受け流す。ナオミは数年前に息子たちと島にやってきたが、それ以前の経歴は謎。その点も島の女たちが不満に思う原因となっていたのだ。
そんな折、小学校ではうらら先生(松下奈緒)が、生徒全員で合奏をしようと計画していた。倉庫から楽器を取り出していると一郎(松田佳祐)と二郎(畠山紫音)がやってきて古新聞に包まれた楽器の取り合いを始める。と、その新聞には、ナオミの夫が傷害事件で逮捕された記事が偶然にも書かれていた。
記事の意味はわからないものの、父親の写真を見つけた二郎は大喜びするが、その記事を知った島の女たちは、ナオミに対する不信感を強めてしまった。
その夜、公民館で集会が開かれると、育江をはじめとする島の女たちは、これ以上ナオミ親子に島にいてほしくないと迫る。ナオミは迷惑をかけないと誓い、遼もまた必死に説得をするのだが、育江たちとの溝は埋まらない。
その数日後、学校で二郎がタケル(長嶺賢神)にケガをさせてしまった。このことで島の女たちとナオミの関係はさらに悪化。それを引き金に、ナオミは二人の息子と共に島を出る決心をする…。
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