それでもなんとかしたいと、医者を探しに本島へ行こうと港にやってきた遼。そのとき、最近痴呆の気が出始めた公平の母・節子(大森暁美)がふらふらと現れると、転倒してしまう。それを見てうろたえる遼と高速船乗組員の梶井(宇梶剛士)だが、船から下りてきた男が軽い捻挫だと診断する。節子を手当てしたその男は、なんと仙吉(近藤芳正)の弟・万作(田中実)で、本島の大学病院で外科部長をしているという人物だった。遼は万作に島の診療所を再興してもらえばいいと考えるが、島民たちは口々にダメだろうと言う。10数年前にも同じようなことがあったのだが、なんと兄の仙吉が、万作が島に戻ってくることを反対したというのだ。
数日後、遼は再び緊急集会を開くと、万作に島の医者になってほしいと、あらためてお願いする。公平も、母・節子のために戻ってきてほしいと頭を下げる。それを受けた万作は、生まれ育った島のためだからと承諾するのだが、仙吉が頑なに反対して険悪な雰囲気に。遼は仙吉の態度を責めるが、そこに仙吉を尊敬する光生(青木崇高)が割り込んできて揉み合いになり、仙吉が怪我をしてしまった…。
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