セレブに魅せられた個性的なキャラクターが、恋愛や仕事はもちろんのこと、かつて一世を風靡(ふうび)したドラマ『やっぱり猫が好き』で描かれていたような現代女子事情をリアルに語る。ドラマは1話(10分程度)完結型のショートコントドラマで構成、ドラマとドラマの間に“セレぶりタイムス”(1分半程度)も盛り込んでいく。セレブにあこがれる3人の、生き方を模索している姿をコミカルに、キュートに、そして共感たっぷりに描くコメディードラマ。
あらすじ
ぐっち(浅見れいな)、ミチコマン(中村ゆり)、ジョナ(野波麻帆)は、お金もなく、恋にも縁がない。あるのは、妄想めいたおしゃべりと友情だけ! セレブにあこがれるこの3人が“セレブ”に関心のある女性の代弁者となり、セレブの気になる日常(食生活、言葉遣い、人間関係、マナーなど)、セレブの関心事や時事ネタ(クリスマスやバレンタインなどイベントでの立ち居振る舞いや美容ファッションなど)についての話をマンションの一室で繰り広げる。
キャスト
ぐっち(神妙寺沙耶):浅見れいな
25歳。自由奔放な不思議系セレぶりガール。お婆ちゃん子で、毎週金曜日におこなっているセレブ会議の議題をお婆ちゃんと相談して決めている。個性的な言動で二人を振り回すものの、3人の中ではムードメーカー的な存在。黒魔術を操ることで男性に異常にモテる為、合コンでは参加した男を全員独り占めにして、連戦連勝。「モテモン」(モテモンスター)と呼ばれている。部屋の中ではスーパーボールで遊んでいる。ウソをつくと眉間にシワが寄る。
ミチコマン(星村美智子):中村ゆり
26歳。ちょっぴり仁義に熱い、団地育ちの関西系セレぶりガール。そこそこモテるはずなのに理想の高さが災いして、いまだ恋愛経験はゼロに等しい。そのため、「マサチューセッツ(チュウ=キス)はしたことあるが、バージニア州(処女)」である。関西出身で何かとセコくて、割り箸を5年間洗い続けて使っていたり、米袋の紐をヘアバンドとして愛用していたりする。涙もろく、仁義を重んじる。阪神ではなく広島カープの大ファンで、子どもが産まれたらアレックス・オチョアという名前をつけると心に決めている。
ジョナ(小川おたみ):野波麻帆
27歳。見た目は派手でも中身は地味なコンプレックス系セレぶりガール。見かけと違い、地味で庶民派を好むライフスタイルとめんどくさい性格が災いして、もの凄い勢いで男性に振られ続けている。ヤスオという名前のメタボリックな八百屋さんと友だち以上恋人未満の関係を続けているらしい。『おたみ』という名前にコンプレックスを持つ。竹内力の大ファンで部屋には大きなポスターが貼ってある。3人の中では年長者で、リーダー的存在。ぐっちとミチコマンのボケにツッコミを入れる役割。
スタッフ
企画・原案:森谷雄(アットムービー)
脚本・構成:永野たかひろ
音楽:Rita-iota
主題歌:「さぁ行こう!」YA-KYIM respects SEAMO(ワーナーミュージック・ジャパン)
エンディング:「うやむやにしちまえ!」SHORT LEG SUMMER(avex trax)
ナレーション:平田広明
監督:片岡K
プロデュース:今泉潤(アットムービー)
制作:アットムービー・クリエイティブ
製作:「セレぶり3」製作委員会
各話あらすじ
第1話 2009年1月9日「セレブは水にこだわるものだ / セレブは子供の名前を決めてあるものだ」
第2話 2009年1月16日「セレブは男にもこだわるものだ / セレブは暇を持て余すものだ」
第3話 2009年1月23日「セレブは契約を重んじるものだ / セレブはマイ箸を持っているものだ」
第4話 2009年1月30日「セレブは合コンの作戦を立てるものだ / セレブは失敗を糧にするものだ」
第5話 2009年2月6日「セレブは蝋燭が好きなものだ / セレブは悪酔いするものだ」
第6話 2009年2月13日「セレブは真相を暴かれるものだ」
第7話 2009年2月20日「セレブは選挙に出るものだ」
第8話 2009年2月27日「セレブはブログをするものだ」
第9話 2009年3月6日「セレブはパーティーをするものだ」
第10話 2009年3月13日「セレブはピュアであるものだ / セレブは恋愛を大いに語るものだ」
第11話 2009年3月20日
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