補習当日、母親に強制的に見合いをさせられた滝が、高杉(山田涼介)、吉田、入江(有岡大貴)の3人に“救出”される騒ぎもあったが、生徒たちは、得意の教科で互いに勉強会を開くなど懸命に努力したのち、祈る思いで期末テストに臨む。
採点は、忙しい杉に代わって、榎戸が担当することになった。その結果、2-Bは、平均60.2点を獲得し、見事目標を達成。生徒たちはもちろん、補習授業を担当した杉、高須、滝らも大喜び。生徒たちは、滝のバイト先の中華料理店に集まり、にぎやかに目標達成のパーティーを開いた。
そんな中、久坂は、適当に書いた数学の答えが偶然正解だったと、大崎(伊藤沙莉)から打ち明けられる。その報告を受けた杉は、翌日テストの点数についての疑問を校長に投げかけるが、そんなことは断じてありえないと一笑に付される。だが、久坂から話を聞いた高杉は、大崎の解答が、エンピツを転がして書いたものだと知り、ある“からくり”に気付く。そして大崎の解答は、やはり誰かの手が加わったのだと確信する。
そして高杉、吉田、入江の3人は、榎戸の前に現れテニスの勝負を挑んだ。榎戸が徹底的にやり込められているところに、杉と久坂がやって来て勝負を止めに入る。しかし杉はテストの改ざんを知っていた事を指摘される。榎戸はたった1問の5点で生徒の努力を無駄にしたくなかったと言い訳をするが、高杉はこの事実を皆に知らせなければならないと断言する。しかし、久坂は今回のことはせっかく自信を持てたクラスの皆には言わないで欲しいと頼む。高杉は幸せは正義の上にだけしか存在しないと、出て行こうとするが、入江と吉田は立ち止まったまま、今回は高杉に賛成できないと告げる。すると高杉は一人で去っていった。
翌日、校長室では榎戸が松尾(向井理)に実際のテストの点数の水増しは30点位だったと打ち明ける。その会話を聞いていた杉は、榎戸校長を殴ってしまい・・・。
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