2008年11月27日

小児救命 #7

 24時間体制のクリニックとして再スタートを切った「青空こどもクリニック」に、純(片瀬那奈)という母親がやってきた。お金がなくて子どもの薬代が払えないという純に、賢斗(勝地涼)は「あとで支払いに来てくれればいいです」と言うが、純は薬を置いて帰ってしまう。宇宙(小西真奈美)から薬を持って純を訪ねるよう言われた賢斗は、純の自宅へ。が、純は薬を受け取るやいなや「騙されてるかも…とも思わないんだ。お気楽だね」と、ドアを閉めてしまう。

 一方、狩矢(塚本高史)は結婚の申し込みをするため、宇宙の養父・冬悟(大杉漣)のもとを訪れる。しかし、宇宙が過去に母親からの暴力で負った心の傷や、養母・加奈子(大塚良重)が認知症であることを前もって狩矢に話していなかったことを知った冬悟は「宇宙のいままでの人生はそんなに簡単なものじゃない」と、ふたりの結婚に猛反対。それでも結婚の意思が揺らぐことのない狩矢は後日、再びひとりで冬悟のもとへ。宇宙を支えていくことを宣言するが、冬悟は相変わらず背を向け、狩矢を加奈子に会わせることも断固拒否する。

 そのころ賢斗は、純が一向に薬代を払いに来ないため、自分が先日取った行動に自信を失くしかけていた。そんな折、赤池(渡辺えり)から「あんたは自分ができることをちゃんと探してやっている。だから胸を張って仕事をしなさい」と叱咤激励された賢斗は意を決し、純に電話。「信じてます」という一言だけ留守電に残す。やがて「青空こどもクリニック」へ高熱でグッタリした純の息子・昴(中村柊芽)が搬送されてきた! 焦って苦戦する大地(藤原一裕)に向かって、テキパキと処置の指示をする賢斗。そのおかげで、昴は一命を取り留める。さらに、賢斗の留守電メッセージに心を動かされた純が、薬代を工面して持ってきた。その一部始終を見ていた宇宙は、賢斗に彼専用の聴診器を手渡す。自分がやってきたことを認められた賢斗は、ようやく自信が持てるように…。

 後日、宇宙のもとへ冬悟から電話がかかってきた。娘の真の幸せを願うあまり結婚に猛反対してきた冬悟だが、遂に宇宙を心から想う狩矢の誠意を認め、加奈子に会わせる決意をしたのだ! 「私の大切な人です」――そう言って、加奈子に狩矢を紹介する宇宙。かつて宇宙の閉ざされた心を一番に開き、誰よりも強く彼女の幸せを願ってきた加奈子は、宇宙の言葉に反応。2人の結婚を祝福するのだった。

 ちょうどそのころ、啓翠会総合病院では森崎(名高達男)や柾(陣内孝則)らが手術台の前に立っていた。名波(藤原一裕)が以前誤診してしまった脳腫瘍患者・内田亜美(大森絢音)のオペが始まろうとしていたのだ!



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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年秋ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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