2008年11月19日

セレブと貧乏太郎 #07

 美田園アリス(上戸彩)の下に編集者(トータルテンボス)が訪ねて来た。郡司康夫(風間杜夫)は、アリスが1年前に自伝の出版を契約したと説明。面倒くさがるアリスだが、原稿はすでに用意してあると言う編集者に、サインだけならと承諾。だが、原稿を読んだアリスは、真紀子(若村麻由美)との関係が美化されていることに怒って、自分が書くと言い出すが筆は全く進まない。すると郡司が世界中のセレブ御用達の凄腕ゴーストライター、ニシヤマを紹介。しかし、ニシヤマはコードネームで、その他詳細は全く不明。郡司はニシヤマとアポイントを取ったと、アリスを佐藤太郎(上地雄輔)と現場に向かわせる。

その頃、大衆食堂『だるま』の安田啓一(山下真司)は、娘の幸子(国仲涼子)の行く末を案じ、相手を探そうと結婚紹介のチラシを見ながら考えていた。複数の偽名を使って結婚詐欺を働く男が話題になっていることも知らずに…。

一方、アリスの下には2人の編集者(トータルテンボス)が訪ねて来た。郡司康夫(風間杜夫)は、アリスが1年前に自伝の出版を契約したと説明。面倒くさがるアリスだが、原稿はすでに用意してあると言う編集者の話に、サインをするだけならと承諾。だが、編集者がうっかり、これで真紀子も喜ぶと安心した言葉に反応。原稿を読んだアリスは、真紀子との関係が美化されていることに怒って、自分が執筆すると申し出てしまう。

 アリスの筆は全く進まない。すると郡司が『13年型タイプライター売りたし』という新聞広告を見せる。郡司によると、この広告を掲載したのは世界中のセレブ御用達の凄腕ゴーストライター、ニシヤマとのこと。しかし、ニシヤマはコードネームで、その他詳細は全く不明。郡司は、このニシヤマとアポイントを取ったと、アリスを現場に向かわせる。

 太郎を伴って、待ち合わせ場所のホテルロビーに来たアリスは受付でニシヤマを呼び出してもらう。ロビーのソファで、啓一の財産などを書いたメモを読んでいた男が呼び出しに答えた。自伝を書けと言われて慌てるニシヤマをアリスは半ば強引に連れ出してしまう。この3人と入れ違いに、ロビーに啓一が現れた。受付に行った啓一は、ニシヤマと名乗る初老の男と出合って…。

 実は、2人のニシヤマは、アリス、啓一によって勘違いされていた。アリスと太郎が連れて行ったのは結婚詐欺師の東郷十三(姜暢雄)で西山と名乗っている。そして、啓一と出合ったのが、凄腕ゴーストライターの仁志山達夫(佐戸井けん太)だったのだ。

真実を知らずに自伝を強要するアリスに戸惑う東郷は、取材費用として用意された1億円を奪って逃げようと画策するが、どうも上手くいかない。仁志山も自分が何者かを語れぬうちに、啓一から幸子のことを聞かされ、商店街の仲間たちの人情に巻き込まれていってしまう。

 なぜか佐藤家で執筆することになった東郷は、逃げる算段としてアリスの過去に重要人物として後藤田を調べると言い出した。ひとりで出かけると言い張る東郷だが、2人の関係が気になる太郎が同行。だが、東郷は途中で放り出し、1億円を取って逃げようと佐藤家に引き返してしまう。一人になった太郎は、アリスのファンなどに片っ端から会って、5年前の出来事を探る。その結果、得たものに怒って、後藤田に詰め寄る太郎。だが、それはあくまでもデマ。しかも、後藤田の口から真実を聞くことも出来なかった。

太郎が家に帰ると、東郷はアリスに縛られ、執筆をせかされていた。どこに言っていたかとアリスに問われた太郎は、後藤田のことを匂わせてしまう。すると、アリスはムキになって怒り出す。そんなアリスに、太郎は先日、後藤田に寄り添っていたのを見かけたと口走る。さらに、ムキになるアリスと太郎は言い合いに。と、アリスは出て行ってしまう。

 あてのないアリスは、幸子と会った。幸子から、太郎とその亡き妻の関係を聞かされるアリス。アリスは、太郎のお節介に温かさを感じる。

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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年秋ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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