2008年11月15日

サラリーマン金太郎 第7話

「暴力など使わずにサラリーマンとして喧嘩に勝って、もっとでかい壁を乗り越えていけ」
黒川社長(古谷一行)の檄を体と心に刻み、新たな気持ちで仕事に臨む決意をする金太郎(永井大)。そんな彼に与えられた次の仕事は「談合の巣窟」と言われる北神奈川市役所に鷹司(細川茂樹)と共に乗り込むことだった。金太郎は公共事業の入札当日、目の前で堂々と行われる談合行為に「俺はこんなやり方、認めねえ!」と啖呵を切り、北神奈川市役所の石黒(デビット伊東)をにらみつける。

 さっそく金太郎は正体不明の男たちに襲撃される。石黒と癒着している北湊建設の倉本(団時朗)の指しがねか。しかし、黒川との約束を思い出し、ひたすら耐える金太郎。京子(青山倫子)の助けで最悪の事態は免れるが、金太郎は負けずに次の日も市役所へ営業に通う。その献身的な手伝いぶりに、企画課長の北森美奈子(小川範子)は市民ホールの改築工事の見積もりを依頼。この快挙に大和会長(宇津井健)たちも全面的に金太郎を応援することを約束する。だが、鷹司だけはそんなみんなの態度が気に入らない。実は彼は北湊建設と秘密裏に交渉をすすめていたのだ。

 水木課長(風見しんご)をはじめとする営業四課の協力のもと、工事の最低価格がはじき出される。これで準備は万全だ。市民ホール改築工事の入札が始まった。ヤマト建設は誰もが驚く価格で見事に勝利した……かのように見えたが、なんと360円という僅差で北湊建設が最後に落札してしまった。
「ちょっと待て」黒川社長が静かに言う。金太郎が石黒から奪った北湊建設の入札書は、なんと白紙だった。つまり、一番下の金額が出たところで北湊建設が落札するようあらかじめ仕組まれていたのだ。あわてて美奈子に罪をなすりつける石黒を、金太郎が一喝する。「彼女は命令されてやっただけだろう! てめえの浅ましさに、てめえで気持ち悪くなんんねえのかよ!」殴りかかろうとする金太郎を制する黒川。こうして入札は無効になり、金太郎たちはあらためて再入札に意欲を燃やすのだった。

 だが、戦いはそこで終わらなかった。翌日、黒川社長が届いた小包を開けると、同時にまばゆいばかりの閃光がほとばしる。轟く爆発音。社屋を揺るがす振動に危機を感じ、社長室に駆け込む金太郎。ドアを開けると、その視線の先には力なく横たわる黒川の手が。「社長ぉぉぉ!!」さらになんとその同時刻、金太郎の自宅にも同じような小包が届いていた。竜太と美鈴が危ない! はたして金太郎は愛する者たちを守ることができるのだろうか……。

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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年秋ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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