2008年11月12日

チーム・バチスタの栄光 #06

オペ前室に再び置かれた殺人予告のバラ。田口(伊藤淳史)は必死に手術の延期を桐生(伊原剛志)に訴えるも、患者を見殺しにすることはできないと振り切られる。ついに始まってしまったバチスタ手術。田口から電話を受けた白鳥(仲村トオル)も急ぎ東城医大へと向かう。

田口が観覧室から手術を見守る中、手術は順調に進められる。最後に心血流が再開され、全員が祈るような気持ちで手術の行方を見守っていた。しかし、再鼓動せぬまま3分が経過。心臓が再び動き出すことはなかった。ついに5件目の術死が起きてしまったのだ。

オペ室に到着した白鳥は、患者の心臓を解剖すれば死因がわかるはずだと宣言し、承諾を得ようと遺族のもとへ向かう。患者の妻・トキ(五月晴子)は早く家に帰してやりたいと解剖を断るが、そこへ桐生が現れ「縫合した心臓を再び開くだけでも」と願い出て、ついに承諾を得る。

だが、縫合を解いた心臓には何の異常も見当たらなかった。チーム・バチスタから怒号を浴びた田口と白鳥は、オペ室から締め出される。遺体が焼かれたら、もはや解決の糸口は絶たれてしまう。「解剖以外に調べる方法はないんですか?」田口の言葉で白鳥の頭に浮かんだのは、遺体を画像で診断して死因を調べるオートプシー・イメージング(AI)だった。遺体をMRIにかけるという前代未聞の手法であったが、真実を知るためと、病院長の高階(林隆三)も承諾する。MRIの画像を見ていくうち、白鳥は患者の心臓に不審な点があるのを発見する。複数ある点を線で結んだとき、浮かび上がってきたのは…驚くべき殺人方法だった!

オペ室に戻った白鳥と田口。「それが出来るのは…お前だ」――白鳥が指さした先には氷室がいた。氷室はある器具を使ってそこから心臓に強い電流を流し、患者を殺害していたのだ。「ようやく分かったんだ」氷室は、殺人予告のバラも怪文書も自分が用意したと認めた。
子供が術中死しなかったのは、子供にはこの器具を使わないからだった。やりきれず田口は氷室に問う。「なぜ5人も殺さなければならなかったんですか…?」すると氷室は答えた。「全員僕がやったなんて、誰が言った?」凍りつくオペ室。「術死は続く、これからも。犯人は他にもいる」氷室の言葉は真実なのか…?そしてまもなく警察が到着するという時、氷室が失踪した…!


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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年秋ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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