2008年11月08日

サラリーマン金太郎 第6話

 ある日、金太郎(永井大)は経済界の重鎮・川芝電器の川井会長(鹿内孝)からいきなり呼び出される。水木課長(風見しんご)たちはただ驚くばかりだが、当の本人は事の大きさがあまり分かってない様子だ。実はこの顔合わせは美鈴(井上和香)の仲介によるものだった。川井会長から「東北・海士塚市に新しく建設する工場を任せる」と言われ、張り切る金太郎。そんな金太郎を見て会長秘書の千秋(徳澤直子)は好意を抱く。

 日曜日。工場建設予定地の視察へと出かけた金太郎を、駅で千秋が待っていた。あきれる金太郎だったが、自分が生まれ育った土地への想いを語る千秋に、優しいまなざしを向ける。だが、そんな二人を追いかける謎の影が……。ほどなくして金太郎と千秋の関係を書き立てた怪文書が出回る。黒川社長(古谷一行)や大和会長(宇津井健)は、これも彼にとっての正念場として厳しい処分を下さず見守ることにするが、鷹司(細川茂樹)はそれが気に入らない。

 そんな折、なんと千秋が何者かによって連れさらわれてしまう。彼女の出生の秘密を知った総会屋崩れのヤクザ・町村(奥田達士)が、川井会長を脅迫するため彼女を連れ去ったのだ。そのことを知った金太郎は、かつての仲間だった椎名(南圭介)から情報を聞き出し、千秋を救いに町村の事務所に殴り込む。
「てめえの痛みはいくらでも我慢できる。しかしよ、自分のせいで他人に痛みを与えちまった時は、てめえの身体切り刻んでも償いたくなる! それが人間なんじゃ!! ヤクザなめるほど世間知らずじゃねえ。だが、てめえらもよ、サラリーマンをなめんじゃねえ!!」

 こうして金太郎は千秋を救出し、無事に自宅まで送り届けたものの、自身の軽率な行動のせいで危険な目に遭わせてしまったこと、彼女の心に深く消えない傷を負わせたことを激しく後悔する。だが、落ち込む金太郎を黒川が思い切り殴りつける。「サラリーマンをなめるんじゃない!」その鬼気迫る表情に、黙って黒川を見つめる金太郎だった……。



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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年秋ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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