2008年11月13日放送
フェリーから海に落ちたミサト(宮本侑芽)を、ヘンリー(郭智博)が念動力で海からすくい上げた。しかしミサトはすでに息をしていない。
七瀬(蓮佛美沙子)はミサトを救うため、藤子(水野美紀)の能力によって時間をさかのぼる。
そこには母親の愛を感じることができず、自ら海に身を投じようとするミサトの姿があった。
七瀬はミサトを止め、母親に訴える。
「愛してるなら、愛してるってちゃんと言ってあげてください。」
ミサトは、心の中で七瀬に感謝する。
七瀬はミサトを救うことができたが、他人の運命を変えたことに疑問を抱いていた。
目的の島にたどり着いた七瀬は恒介(塩谷瞬)と再会する。七瀬たちは恒介に導かれ、謎めいた研究所の廃墟を訪れる。そこに残されていた実験器具に七瀬は見覚えがあった。父・精一郎(小日向文世)が使っていた実験器具と同じものだったのだ。自殺したはずの父は生きていて、研究を続けていたのか。七瀬にはそう思えた。
東京に戻った恒介は旧友の未知能力者・武田(長谷川博己)と再会する。 目標のない毎日を過ごしていた武田は、「パクス・シエンティア」というNPO法人に加入してから、地雷除去活動に情熱を感じるようになったと言う。
以前の利己的な態度を一変した武田に恒介は驚く。
しかも、恒介と共に精一郎の研究に参加した未知能力者たちが他にも数多くパクス・シエンティアに加入しているという。
七瀬のもとに精一郎のかつての同僚・佐倉(光石研)がやって来る。
佐倉から、精一郎が書き残したという遺書を見せられ、父の自殺を否定し続けていた七瀬は大きく動揺する。
しかし、その夜。どこからか精一郎が心の声で語りかけテレパスの七瀬はそれを感受したのだ。
精一郎は七瀬に、これまで七瀬に悲しい思いをさせたことを謝罪し、七瀬への愛を語った。そして3日後、七瀬が幼い頃に家族旅行で行った山小屋に必ずひとりで来るように話す。七瀬はその心の声を聞きながら、父の姿を探すが見つけることはできなかった。
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