2008年10月31日

風のガーデン 第3話

 白鳥貞美(中井貴一)は、二神達也(奥田瑛二)に手術がうまくいかなかった事実を隠して病状を説明し、痛みを取り除く薬を処方する。病院には東京地検・特捜部の検事がやってきた。大事件に発展しつつある企業のM&Aにからむ株不正取引の陰に二神の存在があると確信し、本人の事情聴取を要求してきたが、貞美は癌がかなり進行していることを告げ、尋問は無理だと断る。検事が帰ると、院長の桂木(小野武彦)が貞美に、8月に枠が空く教授に推薦しようと打診してきたが、貞美はやんわりと断る。

 親戚の上原さゆり(森上千絵)が貞美に会いに来た。貞美の妻・冴子の七回忌の話だ。そしてさゆりは、ルイ(黒木メイサ)がよさこいソーラン祭りに出るのを見に来るように誘い、終わってから会う段取りをすると提案する。迷う貞美。

 そのころ北海道ではルイが恋人・宮内明(白石雄大)に会っていた。異動が決まった宮内は、妻を伴ってまもなく大阪へ移り住むという。ルイと宮内は同じダンスチーム「北の大地」に所属しているため、一緒に出場するよさこいソーラン祭りは今年が最後になる。それを知り、自分も最後の出場にすると決めるルイ。

 治療のため隠れて個人病院に通っていた貞美だが、頻繁になってきた痛みにモルヒネパッチを使い耐えていた。ぼんやりと、7年前に貞三(緒形拳)に勘当されたことを思い出す貞美。そこへ、最近の貞美の異変を敏感に感じ取っていた内山妙子(伊藤蘭)が貞美のマンションを訪ねてきた。部屋にモルヒネパッチを発見した妙子は、ゴミ箱から台紙を拾うとこっそりポケットにしまう。

 二神の病室を訪ねた貞美。自分の病気を察していた二神は、病状について質問を浴びせるが貞美は答えを濁す。二神は病院のベッドで死ぬのは嫌だと病人用のキャンピングカーを発注していると言い、貞美に医療装備品リストを作って欲しいと頼む。貞美は病院に来ていた香苗(国仲涼子)にも二神の病状を正直に告げた。

 一方、しばらく化学療法を続けてきた貞美も検査の結果は思わしくなかった…。


風のガーデンTOPへ

『風のガーデン 第3話』の上へ

『ドラマハンティングP2G』のトップへ

posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年秋ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
ドラマ/アイウエオ順検索