2008年10月29日

チーム・バチスタの栄光 #03

白鳥の発言がきっかけとなり、院内の医療事故防止組織=リスクマネジメント委員会で現状説明することになった田口(伊藤淳史)。東城医大ナンバー2の勢力をもつ心臓血管外科教授・黒崎(榎木孝明)はチーム・バチスタ一連の術死について、遺族のクレームもなく問題はないと調査を打ち切ろうとする。が、白鳥(仲村トオル)は連続殺人かもしれないと公言、バチスタ手術全32件の記録映像の貸し出しを求める。しかし、入手した記録映像のうち、2回目の術死が起きた「ケース29」の映像だけが、何者かに盗まれてしまう。

その夜、盗まれた「ケース29」の資料を調べていた白鳥は、他のケースとは異なる、ある事実に気づく―。

一方、病院内での田口への風当たりは強くなり、委員会へ提出する書類作成に追われる羽目に。

そんな中、氷室(城田優)のもとを訪れた田口は、麻酔科医の過酷な実情と、その中で寡黙に仕事をこなす氷室に心打たれる。
氷室を夕食に招く田口。田口家の団らんは、氷室につかの間人間らしい生活を思い出させたようだった。

書類も揃い、再び招集されたリスクマネジメント委員会。しかし黒崎は、改めてチーム・バチスタについて調査の必要は一切ないと結論付ける。呆れた白鳥は部屋を出て行き、窮地に陥る田口。だが、「厚労省の手先」などヤジがとぶ中、ついに思いをぶちまける。「術死の原因がわからないのは、患者にとっても医師にとっても不幸なことなのに、どうして一緒に考えてくれないのか」

そこに桐生が現れた。自分からもチーム・バチスタの調査をお願いしたいと言う桐生。続いて大友(釈由美子)、氷室、羽場(戸田昌宏)の姿も。黒崎は一蹴するが、そこに現れた病院長の高階(林隆三)は、院内規定の特例を挙げ、田口を“特命リスクマネージャー”に任命する。こうして田口は、院内調査を公に認められることになった。桐生や大友を呼び集めたのは白鳥だった…。

その頃、白鳥は鳴海(宮川大輔)を訪ねていた。「ケース29」は心臓の切除範囲が大きすぎたために術死が起きたのではないか。そして病理医としての判断ミスを隠すため、鳴海が記録映像を盗んだのではないのか、とぶつける白鳥。
一方、田口のデスクには差出人不明の怪文書が届いていた。

「術死は続く、これからも。これは、完璧に仕組まれた、犯罪である」


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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年秋ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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