一方、功一が働くカレーショップ 「ジョージクルーニー」 には、刑事の 柏原 (三浦友和) と 萩村 (設楽統) がやって来て、横浜でノミ行為の組織が摘発されたニュースを功一に知らせる。その顧客リストに殺された父・ 幸博 (寺島進) の名前があったため、警察はノミ屋関係者の中に犯人がいると睨み、捜査を再開したらしいのだ。
功一は、刑事から聞いた話を泰輔と静奈に伝える。当時まだ幼かった静奈は父が博打好きだったことにショックを受ける。さらに静奈は、泰輔が3年生の時に書いた作文を読み、兄妹の中で自分だけが両親の記憶から取り残されたような寂しさを感じる。しかし功一は、自分たちの両親が最高だったという静奈の記憶は間違ってない、と話す。
功一と泰輔は、静奈にそろそろ本当のことを話すべきではないかと話し合う。静奈と血が繋がってないことを、刑事や関係ない誰かに聞かされるくらいなら、兄弟が伝えるべきだと言い、その時期を考えることに。
ある夜、「ジョージクルーニー」 に新たな客がやって来た。その男・月村 (村杉蝉之介) は、ハヤシライスばかりを頼む珍客・行成 (要潤) が酔っ払って功一に迷惑をかけたことを詫びにやって来たのだ。聞けば行成は年商13億の洋食チェーン 「とがみ亭」 の御曹司で、新店舗オープンの目玉となるハヤシライスを作るため食べ歩きをしていると言う。功一は、その後やって来た行成のある言葉がきっかけで、次の詐欺のターゲットを行成に決めることになる……。
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