一方、影士と公平のバトルが始まったのを知った“銀座の将軍”こと葛城大成(石橋凌)は、どちらが優れたホストか決定する勝負を提案する。負けたらホストを辞めるという影士の覚悟を前に、公平は勝負を受けて立った。勝負のジャッジを頼まれた“銀座の女王”神宮寺麗奈(古手川祐子)は、自分の店のナンバーワン・京香を公平と影士の店に行かせ、どちらが優れたホストか判断させると決めた。
だが、勝負の日、「六本木アトラス」にやってきたのは、京香を名乗る2人の女性だった。どちらがナンバーワンかを見極めることから勝負が始まるというわけだ。影士は本物の京香(三津谷葉子)と偽物の京香=早紀(小林恵美)をみごとに見分け、京香だけにフレンチのスペシャルコースをふるまった。だが、京香は影士の接客が早紀への礼儀を欠いていたと感じる。
次に2人が「リンク」を訪れると、公平はお客の接待に差はつけられないから、どちらが京香か当てる必要はないと言い放った。豪華さよりは心で勝負したいという「リンク」のサービスで、リラックスしたひとときを過ごす京香と早紀。公平は、早紀が京香を装っていることもさりげなく見抜き、2人の心をつかんだ。
麗奈が下した判定は、公平の勝利。影士は約束どおりホストを辞めようとする。しかし、公平は、勝ち負けにこだわらず自分の大切なもののために生きてみろと影士を励ました。原点に戻ってもう一度やり直そうと決意する影士。
その頃、翔児は必死に健太を説得していた。ホストを軽蔑する健太に対し、翔児は公平と出会って癒しの大切さを知ったと力説する。殴りあいのケンカの末に、ついに翔児の熱意が通じ、健太は“秀吉”として「リンク」への参加を決めた。
公平が急病の織江(山田萌々香)の元にかけつけて留守の間に、「リンク」にガラの悪い男が来店した。アトラスグループの堂島文治(平泉成)が送り込んだ兵隊だ。男がナイフを取り出したところに、影士が現れた。男を止めようとした影士は、逆に刺されてしまう!
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