2008年10月18日

サラリーマン金太郎 第3話

 闇社会を牛耳る超大物フィクサー・三田善吉(麿赤兒)と対峙した金太郎(永井大)。だが、そのただならぬ迫力に屈することなく、あくまでも自分を貫こうとする金太郎に三田はある“賭け”を言い渡す。その賭けとは、贈収賄事件で計画が頓挫し3年間放置されているショッピングセンター開発跡地を生き返らせろ、というものだった。しかし、タイムリミットはなんと一週間。もし、約束をはたせない場合、金太郎もヤマト建設も潰されてしまう。はたして金太郎はこの無謀な賭けに勝つことができるのだろうか?

 跡地へと向かった金太郎は、土地を管理している会社の事務所で亡き妻・明美と瓜二つの女性・雪乃(佐藤めぐみ)と出会う。彼女によれば、誰一人として地主の顔も名前も知らず、会ったことすらないという。そんな折、金太郎はひとりの老女(佐々木すみ江)と知り合う。人懐っこい笑顔と共に、この跡地にお年寄りや身体の不自由な人たちのためのショッピングセンターとマンションを建てたい、とアツく語る金太郎。だが、刻々と時間は過ぎて行くばかり……。

 ある日、パチンコ屋で絡んできたチンピラたちを撃退した金太郎は老女に案内され、彼女の自宅へと向かう。そこにはなんと鷹司(細川茂樹)が待っていた。実は彼女こそが大地主・中村加代だったのだ。さらにそこへ三田と大和会長(宇津井健)も現れる。どうやら加代が呼んだらしい。「わしゃ、なんにも知らないでこいつと知り合った。こいつもわしの金目当てに近づいてきたわけではない。それがどれほど楽しいことか分かるか? わしの眼鏡は曇っちゃいないってことだ」と豪快に笑う加代。こうして跡地の再開発はヤマト建設に一任された。三田が金太郎に聞く。
「どうだ、思いっ切り喧嘩ができる世界だぞ。わしのところへ来んか」「お断りします。これからも喧嘩しながら生きていくとしても、サラリーマンとして喧嘩して生きてくぜ」

 夜。金太郎はクラブ「ジャルダン」に呼び出される。実は三田は美鈴(井上和香)と以前からある“賭け”をしていた。それは美鈴がその気になる男を三田が連れて来れるかどうか、というものだった。自信満々で美鈴に金太郎を差し出す三田。「どうだ? これでダメなら潔くわしの負けだ」「そうね……今夜このまま連れて帰って寝てみるかな」美鈴の大胆な発言に、黙ってグラスの酒を飲み干す金太郎だった……。
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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年秋ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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