翌日、処分を決める職員会議の間、大崎は、生徒指導室にいた。万引きの噂を知り心配する久坂(中島裕翔)と一緒に大崎に会いに来た高杉(山田涼介)は、反省文を書くよう指示。だが、その職員会議はまるで雑談の場。杉は、処分を一任された高須が単純に、“処分なし”で終わらせると知り、納得がいかない。まもなく、杉の授業中、入江(有岡大貴)が『万引きをしよう』というメモを回したことから、大崎の処分に疑問の声があがる。いたたまれずに教室から飛び出した大崎は、追いかけてきた杉に、“処分なし”とした高須のやり方が間違っていると告げ、自分も先生たちも最低だとぶちまけた。
杉は、すぐにもう一度しっかり問題に取り組むよう高須に迫る。だが、大崎の内申書に傷が付くのを防いだという高須は、自分のやり方は正しくはないが間違ってはいないと言い切る。
次の日、杉は、欠席した大崎の机の中に反省文があるのを見つける。そんな杉の元に、その日欠席していた久坂から緊急連絡が入る。久坂は、不良グループに誘われている大崎を連れ戻そうとしていた。杉は、再び高須に食い下がるが、松尾(向井理)に、ロッカールームに閉じ込められてしまう。
そんな中、高須は、高杉(山田涼介)、吉田(知念侑李)、入江の3人にサッカー対決を申し込まれる。高須は自信満々でその勝負を受ける。
高校時代サッカー部だったと言う高須だが、高杉のボールを全く止められない。何が目的か?と怒る高須に対して、あなたは自分が常に正しいと思い込んでいる、可哀そうな教師だと、大崎が書いた反省文を置いて去っていく。その反省文には、叱られるのを待っていた、それが自分をちゃんと見ていてくれることだ・・・と書かれていた。
一方、不良グループから大崎を連れ戻そうとしていた久坂は、彼らの溜まり場となっている倉庫へ連れて行かれる。滝(加藤あい)から知らせを受け駆けつけた杉は、久坂の代わりに自分を殴れと、二人を助ける。杉は不良達に痛めつけられながらも、二人にはもう構わないで・・・と必死に頼む。
そんな時、高杉・吉田・入江の3人が現れ、不良達をあっという間に倒す。やはり普通の中学生ではない3人を見て、唖然とする久坂と杉そして滝。
翌日、生徒指導室では高須が大崎に、もう一度、今回の万引きの件を職員会議で話し合うと告げた。
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