2008年09月16日

太陽と海の教室 EPISODE-10 あらすじ

履修不足問題の調査委員会が、湘南学館に乗り込んできた。動揺する生徒たちに、櫻井朔太郎(織田裕二)はこれまでの経緯を説明する。櫻井は今から、放課後に補習を受ければ不足分を補えると話すのだが、受験の追い込みに入った生徒たちは容易に受け入れることが出来ない。

その頃、神谷龍之介理事長(小日向文世)は、調査委員会のメンバーを見送っていた。心配する真山春佳(吉瀬美智子)に、神谷は何も心配ないと告げる。そこに、櫻井と長谷部杏花(戸田恵子)が来た。杏花は、櫻井が作成した補習計画表を提示するのだが、神谷は必要ないと一蹴。神谷は委員会に、受験終了後、未履修教科のレポートを生徒たちに提出させることで卒業資格が得られるよう申請したと言うのだ。櫻井は、不正を誤魔化そうする行為が許せない。何より、生徒を不正に巻き込むことは出来ないと反論。すると、神谷は直接生徒たちの意見を聞こうと櫻井に提案する。

履修不足問題の調査委員会が、湘南学館に乗り込んできた。動揺する生徒たちに、櫻井朔太郎(織田裕二)はこれまでの経緯を説明する。櫻井は今から、放課後に補習を受ければ不足分を補えると話すのだが、受験の追い込みに入った生徒たちは容易に受け入れることが出来ない。

その頃、神谷龍之介理事長(小日向文世)は、調査委員会のメンバーを見送っていた。心配する真山春佳(吉瀬美智子)に、神谷は何も心配ないと告げる。そこに、櫻井と長谷部杏花(戸田恵子)が来た。杏花は、櫻井が作成した補習計画表を提示するのだが、神谷は必要ないと一蹴。神谷は委員会に、受験終了後、未履修教科のレポートを生徒たちに提出させることで卒業資格が得られるよう申請したと言うのだ。櫻井は、不正を誤魔化そうする行為が許せない。何より、生徒を不正に巻き込むことは出来ないと反論。すると、神谷は直接生徒たちの意見を聞こうと櫻井に提案する。


3年1組の生徒たちに、櫻井の補習計画と神谷のレポート提出のどちらを選ぶかが諮られた。生徒たちを信じようとする櫻井の思いとは裏腹な結果が出る。櫻井の意見に賛成したのは、根岸洋貴(岡田将生)、澤水羽菜(谷村美月)と屋嶋灯里(吉高由里子)の3人だけ。白崎凛久(北乃きい)は賛成出来ず、洋貴の行動も理解できなかった。結局、1組は神谷の考えに従うことに。

神谷の言葉どおり、全国的な広がりを見せる未履修問題に関して各県教育委員会は生徒への負担軽減の方向に進む。だが、櫻井は補習にこだわる。櫻井は与田典人(今井ゆうぞう)や赤木保則(池田鉄洋)に補習授業への協力を頼み始めた。そんな櫻井に、榎戸若葉(北川景子)は文部科学省への直談判を促す。しかし、櫻井は自分に出来ることからやってみたいと、放課後の校庭で走り始める。何をしているのかと不思議がる凛久たちに、杏花は櫻井がひとりで体育の補習をしているのだと教える。3年1組の生徒たちは櫻井を見るが、帰ってしまう。

夕方、走り終えた櫻井に柴草修平(八嶋智人)が話しかける。自らの高校時代の体験を語った柴草は、なんと櫻井の補習計画への参加を申し出た。

そんな夜、凛久は羽菜や灯里が将来の目標を決めたことを知って動揺。それどころか、凛久と同じ大学への進学を約束していた洋貴までが、志望校の変更を話し出す。また、洋貴は日輪祭の準備を復活しようと凛久に言う。

櫻井はひとり走り続けていた。だが、生徒たちより先に、教師たちに変化が起こる。柴草は、予定の授業を補習科目に切り替えた。槇村肇副校長(小林すすむ)も、櫻井に補習計画への参画を表明。と、真山が辞表を持って理事長室に来るようにと櫻井を呼びに来た。

理事長室に入った櫻井に、神谷はより好条件の学校を紹介するので、湘南学館を辞するようにと告げる。頑として受け付けようとしない櫻井。すると、神谷は自身の本当の気持ちを語りだす。実は、神谷も世間で行われる必要悪と呼ばれるものは、ない方が良いと思っていたのだ。学歴社会にも本心では反対。だが、生徒たちは夢を見ろと言う櫻井ではなく、あえて悪を勧めた自分を選んだと嘆く神谷。櫻井は、神谷に本当の思いを生徒たちに話すよう促す。だが、神谷は生徒を迷わせるだけだと断る。

その頃、3年1組の教室では、若葉が補習を受けるよう生徒たちを説得しようとしていた。だが、幼い兄弟を養わなくてはいけない川辺英二(山本裕典)は大反対。すると、洋貴たちは今まで櫻井から教わったことを話し出す。自分を信じること、誇りを守ること…。羽菜は、櫻井から受け取ったそんなバトンを引き継ぎ、決して落とさず前に進もうと生徒たちに訴える。その訴えに、英二も櫻井の教えに気づく。こうして、3年1組の生徒たちは全員で補習授業を受けることに。


理事長室では、神谷がもう一度、櫻井に生徒たちを信じるかと尋ねていた。櫻井は、生徒たちも一人一人の人間だからこそ、信じると言い、辞表も出せないと念を押す。すると、神谷は櫻井に止める必要はないと言い出した。神谷は、未履修問題の発覚を隠蔽したことから、教育委員会に辞任を求められていたのだ。自分の理念は変わらず、必要悪だと唱える神谷に、櫻井は、どちらが正しかったかは10年後の生徒たちの姿が答えになると告げた。

その日から、3年1組の生徒たちは様々な教科の補習を受け始める。一方で、中断されていた日輪祭の準備も始まった。そんな時、凛久は来年の夏の夢を見たと櫻井に話す。そこには仲間たち、田幡八朗(濱田岳)の姿もあったと言う凛久。このままでいたいという凛久を櫻井は見つめて…。

日輪祭間際、神谷は学校を去っていった。未履修問題は補習授業により、解決に向かおうとしている。杏花は櫻井に礼を述べ、3年1組の担任に復帰させる。担任として再び教壇に立った櫻井は、生徒たちに10年後の自分を想像させた。しかし、生徒たちの想像は、嫌な大人になっていることばかり。櫻井は、そんな生徒たちに、これから立ちはだかってくる壁は、自分を写す鏡だと教える。そして、願う。どんな時代になっても、目の前にある鏡を見て、自分自身に今を生きているか? 自分らしくあるかを問いかけて欲しいと。最後に櫻井は、10年かけて解いて欲しいと問題を出す。それは、名前や職業や学歴、性別や国籍でもない君たちは誰だ? というものだった。

放課後、洋貴は凛久に櫻井から来年の夏の夢の話を聞いたと切り出す。そんな夢を見ていてはダメだと洋貴。洋貴は明日、さらに来年の自分や、凛久がどうなっていくのかを知りたいと話す。洋貴の言葉に、凛久もようやくかかっていた霧を晴らした。

日輪祭の夜。3年1組の生徒たちは、モニュメントの前に集まった。櫻井は、次原雪乃(大政絢)を伴って現れる。櫻井に一人ずつ名前を呼ばれた生徒たちは、思い思いの10年後を書いたプレートをモニュメントに掲げた。カウントダウンで櫻井の手でモニュメントに火が放たれる。すると、生徒たちは全員で櫻井を胴上げした。その後、3年1組の生徒たちは、櫻井に見送られて無事に卒業する。

Episode.1 「2008年7月21日 初回90分拡大スペシャル
地球一熱い教師が海からやってキターッ!!」
20.5%

Episode.2 2008年7月28日 「地球一熱い教師VS恋を金で売る女生徒!
本気で好きなら胸を張って馬鹿になれ!!」
14.4%

Episode.3 2008年8月4日 「死なないで、お兄ちゃん…まさかの船上大手術!
海の上で初めて明かされる熱血教師の過去」
12.7%

Episode.4 2008年8月11日 「崖の上のショパン」 10.7%

Episode.5 2008年8月18日 「優等生の反乱…明かされた秘密」14.7%

Episode.6 2008年8月25日 「友達のSOSが聞こえますか?」 14.0%

Episode.7 2008年9月1日 「友達の死…先生ごめんなさい」14.1%

Episode.8 2008年9月8日 「友達の死・最後に見た君の笑顔…さよならは突然に」13.3%

Episode.9 2008年9月15日 「さよなら」14.5%

Episode.10 最終話 2008年9月22日 「最後の授業…涙のラストメッセージ」 15.6%

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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年夏ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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