村人たちは1000年に1度の神様が怒り出す年に相次いで起こった不審死に恐れおののいていた。六郎は神社の屏風に飾られた3つの俳句に注目。すでに起こっている2つの事件を強引に俳句に結びつけると、残った1つの句になぞらえた殺人が起こると予言する。3件目が起こる前にとさっそく捜査を始める六郎たち。すると、亡くなった2人が東京から来ていた妙な男に土地を売り渡すように脅されていたとの情報を得た。そんな中、3人目の犠牲者が出た。この連続殺人が残りの時間で解決できるか不安になり焦り出す六郎。一方、…
地上げ屋の三島(田中要次)は村に警察が来たことを察し動揺。村長や神主や亡くなったスズと親しかった大杉は容疑が地上げ屋に向いていることに困惑していた。
村のあらゆるところに咲いているスズランを見つめ、何かを思いついた六郎はヒントを求め鑑識室に向かった。鑑識官(佐藤二朗)から死んだ3人には相当やりこんだゲートボールのタコがあり、体からは強心作用のある物質が発見されたと報告を受ける。村に戻った六郎がリカコ、大田原、茂木と寝ていると三島が足音を忍ばせ近づいて来た。三島の手に握られたナタが六郎らに振り下ろされようとしたその時、茂木が偶然目を覚ました。逃げ出した三島を追いかけ、連続殺人事件の犯人として逮捕しようとする茂木に三島は犯行を否定。六郎も殺害方法の相違を指摘して三島の犯行ではないと言う。大杉が自慢のゲートボールの腕前を抜かれ好意を抱いていたスズの心まで奪ったライバルが許せずにスズランの毒素を用いて殺害したと推理。完璧かと思われた推理だが大杉は否定。解決の糸口をみつけるため情報屋(小島よしお)の元へ向かった六郎は、言い伝えを真実と思わせることで儲かるのは神主だと聞く。再び村に戻った六郎は、神主も言い伝えに怯えていた1人であることから3人の死は老衰であると断言するのだった。
#01 2008年8月2日 花嫁殺人をもたせる!! 12.2%
#02 2008年8月9日 別荘殺人をもたす 8.1%
#03 2008年8月16日 女子校殺人をもたせる 9.9%
#04 2008年8月23日 女優殺人をもたせる 10.0%
#05 2008年8月30日 お見合い殺人でもたす 7.0%
#06 2008年9月6日 連続殺人をもたせる! 9.8%
#07 2008年9月13日 ミュージカル殺人をもたせる! 7.8%
#08 2008年9月20日 誘拐殺人をもたす 9.1%
タグ:33分探偵