池永清美(京都河原町署 副署長) - 船越英一郎
階級は警視。毎日、1200件もの書類決裁に追われてストレスがたまっている。過去に刑事だった性か事件が起こると我慢しきれず、「おれの我慢もここまでだ!」と言うや否や、制服を脱ぎ捨て、周囲の目を盗んで独自の捜査を展開していく。犯人に対しては、動機を明らかにすることを第一とする。事件を解決しても、犯人には「手錠を持ってない」「ここからは一人で行けるね?」と言ってはいつも自首させる。自身の闘病を隠していた妻の心労を減らすため、刑事から内勤へ異動。妻は後に他界している。
池永佳子(京都河原町署 交通課) - 田中美里
階級は巡査部長。清美の妹で、はるかの叔母。事件へ首を突っ込む清美に呆れつつ、行動を共にすることが多い。
平松純平(京都河原町署 刑事課) - 宇梶剛士
階級は巡査部長。ベテラン刑事だが、手柄とは縁がなく万年ヒラ状態。池永とはウマが合い、よく捜査情報を教えている。
上田聡(京都河原町署 刑事課) - 鈴木一真
野沢健作(京都河原町署 刑事課長) - 石丸謙二郎
階級は警部。迅速な犯人逮捕を第一とするため、また刑事課の領分への口出しを嫌うため、清美とはたびたび対立する。
鈴木豊(バー「追憶」のマスター) - 酒井敏也
池永はるか - 永井杏
清美の娘。思春期で父親に反発するが、内心は父親の心情を理解している。拓海とは知り合ってすぐ仲良くなる。
第2シリーズのfile1では、学校でいじめの加害者となったとして、父から叱責・殴打される。
藤原拓海 - 春山幹介
あきらの息子。あきらと清美双方の立場、意見を理解するだけの器量がある。
島英明 - 的場浩司
雑誌「週刊タイム」記者。有能だが、黒い噂が絶えない。
近藤時男(京都河原町署 警務課長) - 本田博太郎
階級は警部。清美のかつての上司だったが、清美の昇進で立場が逆転。清美の隣席にてお目付け役の如くふるまうが、刑事のイロハを叩き込んだ張本人でもある。清美が捜査に出ることは黙認していて、いつも「長いトイレ」として処理する。
藤原あきら(京都河原町署 署長) - 萬田久子
階級は警視正。清美が副署長になるのと同時に就任した。検挙率向上による治安維持を重視する立場にあり、野沢同様に清美とは意見が合わない。自ら事件現場に出張ることが多いが、清美が勝手に捜査をすることは疎ましく思い、禁止している。署長官舎と清美の住む副署長官舎は隣接しているため清美とは「お隣さん」でもある。
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