山中で顔面を強打されて死んでいる女性の遺体が発見された。これもまた例の連続暴行事件の犯人によるものなのだろうか。佐々木(池田努)たちが捜査を進める中、神取(池畑慎之介)だけはじっと黙ったまま犯行現場を見つめていた。
優子と再会したルリは、彼女が三宅との別れを決意したことを聞かされる。自分に自信が持てなかった優子は、すべてを三宅のために捧げ、彼をつなぎとめておくことで自尊心を保っていたのだという。だが、三宅に別れ話を切り出し、去ろうとしたその時……。
目を覚ますと優子は両手を縛られ、吊るされていた。視線の先には硬球を握った三宅が。山中での殺人事件は彼の手によるものだったのだ。間一髪のところで駆けつけるルリと健一郎。
「身勝手なあなたの心を、私は打ち抜く……」「僕は天才だ! 僕は何したっていいんだよ!」三宅の投げる豪速球を紙一重で避け、ゆっくりと近づくルリ。「触るな、外道……許せない奴が、多すぎる」
「だしゃぁぁぁ!」ルリの拳が炸裂すると、衝撃と共に三宅ははるか彼方へと吹き飛んだ。
「私は……打撃天使……ルリ」
第壱撃 2008年7月25日 「拳よ、おこれ」 10.0%
第弐撃 2008年8月1日 「震えの代償」 7.4%
第参撃 2008年8月8日 「目覚めれば、月」 5.3%
第四撃 2008年8月15日 「汚れた裸婦画… 史上最悪の敵!!」 5.5%
第五撃 2008年8月22日 「時に、正義は」 7.2%
第六撃 2008年8月29日 「唯、その真実と死」7.5%
最終撃 2008年9月5日 「ヒトと愛しか無い世界」
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