2008年07月26日

打撃天使ルリ 第壱撃あらすじ

 ある夜、地味なOL・小峰ルリ(菊川怜)が帰宅中、肩を落としながらトボトボと歩いていた。と、おもむろに男が彼女のバッグをひったくり逃げ去ろうとする。必死に抵抗し、バッグにしがみつくが、腹にスタンガンの電撃をくらい、ルリはそのまま倒れてしまう。もうろうとした意識の中、男の姿を追おうとしたその時、男はありえないほどの吹っ飛び方をして壁に激突し、地面に倒れこんでいた……。

 翌朝、目を覚ましたルリは昨晩の出来事を思い出し、頭をかしげる。あれは夢だったのだろうか? だが、そんな彼女の出勤途中にピザ配達員・相馬健一郎(遠藤雄弥)がなれなれしく話しかけてくる。「昨夜はサイコーだったよ! 今夜も一緒にやろう!」なんのことだかまったく分からないルリはただただ困惑し、健一郎を振り切って会社に逃げ込む。

 カスタマーセンターで働くルリだが、何年経っても手際が悪く、毎日のように上司の森崎係長(小須田康人)に怒られていた。おまけに貧血ですぐに気を失い卒倒するとあって、後輩の水上礼奈(木内晶子)たちからも馬鹿にされる始末。今日も説教→失神のお決まりコースをたどった後、昼食のために入った定食屋でルリは佐々木達也(池田努)と出会う。そのとき、店のテレビから昨夜のひったくり犯に関するニュースが。画面を見て思わず固まってしまうルリ。

 帰宅するルリを健一郎が待っていたが、どうしても彼の話は信じられない。そこへ二人の不良が因縁をつけてきた。「だしゃぁぁぁ!」男たちを健一郎が打撃で倒すのを見て、ルリはますます恐怖を募らせる。たまらずその場から逃げ出すが、コンビニの前で不良たちに絡まれてしまう。偶然通りかかった会社員・田島(井田國彦)に助けられるものの、ルリは現場にカバンを置き忘れる。

 翌日、ルリの職場に昨晩の不良たちから電話がかかってきた。カバンの中身を調べ、ルリの会社を突き止めたのだ。恐怖のあまり電話を切ると、健一郎から田島の危機を知らせる電話が。「逃げたければ逃げればいい。その代わり、あいつらにつきまとわれるよ。あいつらの欲求が満たされるまでずっとね。それでいんだったらそうしなよ」彼のその言葉に、ルリは静かに何かを決意する。

 廃工場に向かったルリ。そこには田島と、ドラム缶に肩まで入れられた彼の妻と娘がいた。家族を救うため、不良たちに命じられるままルリを襲う田島。その時、ルリの中で何かがハジけた。「田島さんは悪くない……だけど、弱すぎる……」なおもルリに襲いかかる不良たち。

「触るな、外道。私たちはあんたらを楽しませるための道具なんかじゃない。あんたらは人間じゃない。人である必要もない。許せない奴が……多すぎる」

「だしゃぁぁぁ!」ルリがそう叫んで拳を振り上げると、不良の一人が屋根を突き破って天高くはじき飛ばされる。さらに絶叫と共に拳を打ちおろすと、もう一人はものすごい衝撃と共に地面にめり込んでしまった。そして最後にリーダー格の男を打撃で吹き飛ばすルリ。こうしてルリは打撃人類としての一歩を踏み出したのであった……。



第壱撃 2008年7月25日 「拳よ、おこれ」 10.0%

第弐撃 2008年8月1日 「震えの代償」 7.4%

第参撃 2008年8月8日 「目覚めれば、月」

第四撃 2008年8月15日 「汚れた裸婦画… 史上最悪の敵!!」

第五撃 2008年8月22日 「時に、正義は」 7.2%

第六撃 2008年8月29日 「唯、その真実と死」7.5%

最終撃 2008年9月5日 「ヒトと愛しか無い世界」

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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年夏ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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