2008年07月21日

太陽と海の教室 EPISODE-1 あらすじ


有名国立大学、私立大学に毎年多数の生徒を合格させる進学高校、湘南学館。この高校に、櫻井朔太郎(織田裕二)が赴任してくる。しかし、櫻井は誰もが想像するような進学校の教師とは、およそかけ離れた型破りな男で…。

夏を目の前にした湘南学館3年1組の仲間、根岸洋貴(岡田将生)、白崎凛久(北乃きい)、田幡八朗(濱田岳)、屋嶋灯里(吉高由里子)、楠木大和(冨浦智嗣)、日垣茂市(鍵本輝)、澤水羽菜(谷村美月)たちは、受験に向けてのラストスパートに入ろうとしていた。

7人は夜の浜辺に集い、一足早く自分たちだけの卒業式をしようと花火を楽しむ。この日を境に、受験勉強に集中するための区切りをつけるためだ。水泳部の洋貴と茂市は、次の日に対抗戦を控えているため、みんなに応援に来て欲しいのだが“卒業式”を終えた仲間たちは、つれない返事。

仲間たちと別れた凛久と洋貴は、産休に入った担任の代わりが誰になるかなどと話しながら家路につく。すると、他校の生徒が洋貴を呼び止めた。中心人物の末吉春臣(中村倫也)は、まるで使い走りのように次々に洋貴に用事を命令。さらには、対抗戦でわざと負けろとまで言う。どうやら2人の父親同士に確執があるらしく、洋貴は逆らえない。凛久は、そんな洋貴が心配で…。

翌朝、登校する凛久は、ランニングしてきた水泳部の面々と出くわす。部員たちと離れ、凛久に話しかけてきた洋貴は昨夜のことは誰にもしゃべるなと強く命令した。と、その時、2人は救助を求める声を聞きつける。子供が波にさらわれたらしい。すぐさま助けに海に向かおうとする洋貴を、凛久が引き止める。すでに何者かが救助を始めていたのだ。荒波にもまれる“スーツ男”は、子供2人を担ぎ上げ、果敢に浜辺に戻り、凛久と洋貴に救急車の手配と人工呼吸を指示。スーツ男の必死の処置で子供たちの小さな命は救われた。

我に返ったずぶ濡れのスーツ男は、携帯電話を壊していた。時間を聞いたスーツ男は、連れて行ってくれと行き先も告げずに凛久の手を引いて走り出す。後を追った洋貴が止めると、スーツ男は道に迷ったと言う。洋貴に携帯電話を借りたスーツ男が、どこぞの行き先であろう場所に道を尋ねるため電話しようとするとメールが着信。そのメールには、昨夜、洋貴が末吉にお手をさせられている写真が添付されていた。写真を見たスーツ男は、自分に相談してみろと促す。が、どこの誰かも分からないずぶ濡れスーツ男に打ち明ける理由はない。洋貴たちは、ずぶ濡れスーツ男を後に、学校へと急ぐ。

湘南学館の体育館では、神谷龍之介理事長(小日向文世)が全校生徒に訓話中。脇に控える教師の芝草修平(八嶋智人)は神谷の話に傾倒しながらも、3年1組の担任になるはずの人間の到着をイライラしながら待っていた。赤木保則(池田鉄洋)、真山春佳(吉瀬美智子)たちも“あのお嬢さん”、“ミス東大”などと揶揄し、新担任の遅刻に呆れていた。

噂の女性、榎戸若菜(北川景子)は、まさに慌てて校門を駆け抜けたところ。だが、急ぐあまり出て行こうとする生徒、川辺英二(山本裕典)と激突。自分が担任する“ハズ”の1組の生徒だと気付いた若菜は声をかけるが、英二は学校を辞めるとあっさり。その時の若葉は、先を急ぐ。

凛久と洋貴が体育館に入ると、折しも3年1組の担任が発表されようとしていた。若葉も入ると、教師たちに早く来いと招かれる。しかし、教師たちに異変が。なんと、長谷部杏花校長(戸田恵子)が担任に指名したのは若葉ではなかったのだ。呼ばれるよりも素早く返事をしたのは先ほど凛久と洋貴が出会ったずぶぬれスーツ男。まだ乾ききらない服のまま、櫻井朔太郎と名乗り、生徒にあいさつをしてしまった。生徒たちは唖然、やっと着いた若葉は愕然。

早速、櫻井の担任としての初授業が始まる。担当は国語。しかし、櫻井はまず生徒たちを知りたいと、将来の希望などを尋ねてくる。進学校の生徒に、そんなことは無意味。ほとんどの生徒は答えも持っていない。授業を促す生徒たちに、櫻井はにらめっこをしようと言い出す。次々に教室を出て行く生徒たち。凛久も出ようとするが、洋貴がにらめっこに答えている。途中、若葉に様子を聞いた神谷たちも来るのだが、あきれて去ってしまう。

ついに、教室には洋貴と凛久、櫻井だけが残った。と、洋貴の携帯が着信。またしても末吉から。洋貴はお手の写真を櫻井に見せ、将来の夢など見ても叶うわけがないと告げる。櫻井が何か言おうとした時、再び末吉からの電話を着信、洋貴は出て行ってしまった。

末吉からの電話は、水泳大会で負けることの念押しだった。しかし、その会話を茂市たち水泳部員に聞かれてしまう。怒った茂市は、洋貴に詰め寄る。そして、水泳部顧問に就任したばかりの若葉に、茂市は洋貴をメンバーから外すよう頼む。若葉は了承するのだが、様子を伺っていた櫻井は洋貴をメンバーに残すよう命じた。

洋貴が家に帰ると末吉たちがいた。その末吉たちと洋貴のやり取りを見ていた。家を出て行った洋貴を追った櫻井は、なぜ末吉の言うことを聞くようになったかを知る。それでも、櫻井は大会に出るよう洋貴の背中を押す。

櫻井は末吉たちに直談判。自分が何でも言うことを聞くから、洋貴を自由にして欲しいと頼む。末吉の無理な要求を次々とこなした櫻井。だが、末吉は満足せず凛久の下着写真を撮らせろと言い出した。櫻井は止めるのだが、凛久は…。

洋貴の実家に行った末吉たち。今度は、洋貴の父親、正洋(松重豊)に土下座写真を撮らせろと詰め寄る。そこに凛久が来た。下着写真を撮らせると凛久が言うと、末吉たちは大喜び。洋貴のためと、凛久が制服のボタンに手をかけたとき、手にチェーンソーを持った櫻井が乗り込んできた。びびる末吉たちを横目に、櫻井は階段を昇り、看板をぶったぎる。切ったのは、末吉の父親の会社がつけたもので、後ろからは元々正洋がやっていた造船会社の看板が現れた。

ちょうど水泳大会は、茂吉から洋貴に最後のタッチが行われようとしていた。凛久からメールで送られた看板写真を見た洋貴は、迷いを無くして全力で遊泳。ついに勝利を納めた。湧き上がる生徒たちの中、冷静な神谷。その時、若葉は仲間たちを見つめていた英二に気付く。追いかけて、学校を辞めないで欲しいと告げる若葉に、英二は自分と結婚してくれたらと…。

夕方、洋貴たちが海岸を歩いているとすっかりサーファーの格好をした櫻井が現れた。手には茂市が捨てたボードを抱えている。櫻井は、けむたがる洋貴たちに、自分と一緒に最高の夏を過ごさないかと呼びかけた。


Episode.1 「2008年7月21日 初回90分拡大スペシャル
地球一熱い教師が海からやってキターッ!!」 20.5%

Episode.2 2008年7月28日 「地球一熱い教師VS恋を金で売る女生徒!
本気で好きなら胸を張って馬鹿になれ!!」
14.4%

Episode.3 2008年8月4日 「死なないで、お兄ちゃん…まさかの船上大手術!
海の上で初めて明かされる熱血教師の過去」
12.7%

Episode.4 2008年8月11日 「崖の上のショパン」 10.7%

Episode.5 2008年8月18日 「優等生の反乱…明かされた秘密」14.7%

Episode.6 2008年8月25日 「友達のSOSが聞こえますか?」 14.0%

Episode.7 2008年9月1日 「友達の死…先生ごめんなさい」14.1%

Episode.8 2008年9月8日

Episode.9 2008年9月15日 「さよなら」14.5%

Episode.10 最終話 2008年9月22日 「最後の授業…涙のラストメッセージ」 15.6%

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posted by Dhunting | Comment(0) | 2008年夏ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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